フラハティ快投 投打噛み合いカージナルス快勝

【レッズ2-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは先発のジャック・フラハティが7回4安打無失点という素晴らしいピッチングを披露。打線も4回裏に2点、8回裏に3点を奪って援護し、投打が噛み合って5対2でレッズに勝利した。レッズ先発のソニー・グレイから4回裏にホゼ・マルティネスのタイムリーとヤディアー・モリーナの犠牲フライで2点を先制したカージナルスは、フラハティ降板後の8回裏にレッズ4番手のデービッド・ヘルナンデスを攻め、二死満塁からモリーナの2点タイムリーとデクスター・ファウラーのタイムリー二塁打で3点を追加。5番手のドミニク・リオンが9回表に2点を失ったものの、最後は今季好調のジョン・ガントが二死二塁のピンチを凌ぎ、勝利を締めくくった。好投のフラハティは今季3勝目。ガントには今季2セーブ目が記録された。

好調を維持するカージナルス打線だが、なかでも外野トリオがその牽引役となっている。開幕時は左翼マーセル・オズーナ、中堅ハリソン・ベイダー、右翼ファウラーという布陣でスタートしたものの、ベイダーの故障離脱に伴ってファウラーが中堅へ移り、右翼にマルティネスが入る形に。オズーナが今季ここまで10本塁打、26打点、OPS1.010をマークしているほか、ファウラーは打率.316、マルティネスも打率.343をマークしており、メジャーでも有数の「強打外野トリオ」となっている。好守のベイダーが守備固め要員、打率.290をマークしている強打のタイラー・オニールが代打要員に控える贅沢な外野陣は、間違いなく今季のカージナルスのストロング・ポイントの1つである。

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