水陸機動団 創隊1周年祝う 相浦駐屯地で記念行事

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離島防衛訓練に臨む水陸機動団と在沖縄米海兵隊=佐世保市、陸自相浦駐屯地

 陸上自衛隊水陸機動団は28日、創隊1周年の記念行事を長崎県佐世保市大潟町の相浦駐屯地で開き、関係者が節目を祝った。

 機動団は昨年3月に発足。離島防衛を主任務とし、「日本版海兵隊」と呼ばれる。記念行事は駐屯地創立64周年を兼ねた。

 式典には約2千人が出席した。青木伸一団長兼駐屯地司令は「わが国を取り巻く安全保障環境は、厳しさを増している。さまざまな事態に即応できる態勢が必要だ。国民の負託に応えるため、全力を尽くしたい」と述べた。

 機動団や駐屯地の隊員、水陸両用車など約80台が観閲行進した。離島防衛を想定した訓練には、機動団に加え海自や空自、在沖縄米海兵隊が参加。敵に奪われた陣地を、F15戦闘機や水陸両用車、迫撃砲などで攻撃、島を防衛した。来場者は、ヘリコプターからパラシュートで降下する隊員や上空に飛来した戦闘機に歓声を上げ、空砲のごう音に息をのんだ。

 この日は駐屯地を一般開放し、県内外から多くの人が訪れた。佐世保市立相浦小4年の浦彩渚(あやな)さん(9)は「爆発音やパラシュートで飛んできた様子がすごかった」と驚いていた。このほか、高機動車の試乗や水陸両用車の展示があった。