ルーガー元米上院議員死去

核軍縮に貢献、共和党重鎮

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ウクライナの首都キエフで記者会見するルーガー元米上院議員=2008年1月(AP=共同)

 【ワシントン共同】ロシアなど旧ソ連諸国の核兵器解体を米国が財政支援する「ナン・ルーガー計画」を主導し、核軍縮に貢献した共和党穏健派の重鎮リチャード・ルーガー元米上院議員が28日、神経性の難病、慢性炎症性脱髄性多発神経炎による合併症のため、南部バージニア州の病院で死去した。87歳。

 超党派の合意形成を重んじ、民主党のサム・ナン元上院議員とともに旧ソ連諸国の核兵器解体計画の立法化に尽力。1991年から進められたナン・ルーガー計画は2001年の米中枢同時テロを受けて拡大・強化され、大量破壊兵器拡散の防止策の重要な柱となってノーベル平和賞候補にも挙がった。