和歌山・太地町で鯨供養祭

「捕鯨の歴史、令和へ」

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和歌山県太地町で営まれた「鯨供養祭」=29日

 捕鯨の町として知られる和歌山県太地町で29日、「鯨供養祭」が営まれ、町漁協や捕鯨OB会の関係者ら約100人がクジラをかたどった慰霊碑に焼香し、手を合わせた。

 三軒一高町長(71)は「クジラへ感謝の心を持ち続け、わが町とクジラとの長い歴史を新たな時代である令和へと伝えていきたい」とあいさつ。

 町漁協の参事貝良文さん(59)は政府の国際捕鯨委員会(IWC)の脱退通告により、7月から約30年ぶりに再開される見通しの商業捕鯨に触れ、「悲願だった再開。私たちに恵みを与えてくれた鯨類資源が減ることのないよう管理していきたい」と述べた。