同乗者が心肺停止どうすれば…? とっさの対応で命を救った名護市の職員2人

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感謝状を贈られた大嶺真人さん(左から2人目)と平貢さん(同4人目)=23日、名護市役所

 心肺停止になった男性の命を救ったとして、沖縄県名護市の渡具知武豊市長は4月22日、市文化課市史編さん係の大嶺真人さん(40)と平貢さん(50)に感謝状を贈った。渡具知市長は「救命措置を体験した人はなかなかいない。これを機に周りにも救命措置の大切さを広めてほしい」と話した。

 2人は1月、沖縄自動車道の許田料金所付近で、同乗していた名護市教育委員会の60代男性が心肺停止状態となり119番通報。電話で連絡を取りながら消防隊員が到着するまでの間、心臓マッサージを続けた。連携プレーと的確な救命処置により男性は蘇生し、3月に無事退院した。

 大嶺さんは「率先して指示が出せるよう救命措置に関する知識を学んでいきたい」、平さんは「救命処置の講習を受けておかないといけないと思った」とそれぞれ話した。

 市消防本部の照屋秀裕消防長は「心臓を動かし続けることが大切で、今回はそれが人命救助につながる大きなポイントだった」と指摘した。