阪神大震災、東日本大震災、大型台風や豪雨-。大災害が相次いだ平成の時代。全国ではコミュニティーが崩壊し、復興が思うように進まない被災地もある。県内でも台風や霧島連山の噴火が暮らしに深い爪痕を残した。平成最大の記録的豪雨被害をもたらした2005(平成17)年9月の台風14号では、諸塚村の商店街が耳川の氾濫で壊滅的な被害を受けた。再開が危ぶまれたが、住民たちはいくつもの苦難を乗り越え、復興を果たした。その力になったのは人々の絆だった。
地域の絆、復興支え 諸塚村
- Published
- 2019/04/30 08:05 (JST)