DeNA連敗「10」でストップ、阪神青柳が初完封、燕・五十嵐4勝目…29日のセ・リーグは?

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

巨人は宮國が誤算、中日は打線が沈黙、広島は8連勝の後に連敗

 セ・リーグは29日、3試合が行われ、DeNA、阪神、ヤクルトが勝利した。DeNAは連敗「10」でストップ、阪神、ヤクルトは2連勝。平成最後の日となる30日にも3試合が行われる。

 DeNAは東京ドームで巨人に5-3で逆転勝ち。16日の中日戦から続いた連敗を「10」で止めた。1点を追う8回2死三塁から大和の中前適時打で同点とし、さらに今季1軍初昇格した石川が右越え1号2ラン。9回は守護神・山崎が締め、15日ぶりの白星を挙げた。巨人は先発の山口が5回4安打1失点と好投も、4番手の宮國が誤算。連勝は2で止まった。

 阪神は中日に2-0で勝利して2連勝。2回に大山のソロ本塁打で先制すると、8回に相手のエラー絡みで追加点。先発の青柳が1人で9回を投げ抜き、5安打無失点のプロ初完封勝利で今季2勝目をマークした。中日は2年ぶりの1軍マウンドに上がった阿知羅がプロ初勝利を目指して6回3安打1失点と好投も、打線が沈黙。2連敗となった。

 ヤクルトは広島に7-4で勝利。27日まで8連勝と勢いに乗っていた広島に連勝し、勝ち越した。4回に村上の6号ソロで同点に追いつくと、5回に荒木の適時打で勝ち越し。6回には相手失策で2点、1点を返された直後の9回には田代の犠飛で1点を加えた。5回から2回無失点に抑えた2番手・五十嵐は再びリーグトップに並ぶ4勝目。広島は怒涛の8連勝の後に連敗。先発・九里が5回途中4失点と踏ん張れず、8連勝で完済していた借金は「2」となった。(Full-Count編集部)

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