鷹が首位で「令和」へ、オリ連敗ストップ、楽天5連敗…29日のパ・リーグは?

オリックス・西村監督、ソフトバンク・工藤監督、ロッテ・井口監督(左から)【写真:荒川祐史】

ホークスは乱打戦制す、西武は4連勝でストップ&ロッテ3連勝

 パ・リーグは29日、3試合が行われ、ソフトバンク、オリックス、ロッテが勝利した。30日は試合がないため、パ・リーグ各球団にとっては平成最後の試合となったが、ソフトバンクが首位で「令和」を迎えることになった。

 ソフトバンクは敵地・日本ハム戦に9-6で逆転勝ちし、カード勝ち越しを決めた。先発・東浜が4回5失点と乱調も、甲斐が4打点を挙げるなど打線が15安打9得点。9回には上林がトドメの2ランを放った。8回に登板した甲斐野はデビューから12試合連続無失点。開幕からのルーキー連続試合無失点記録をさらに更新した。日本ハムは援護をもらった先発・上沢が5回途中6失点と踏ん張れず、再び貯金0となった。

 オリックスは本拠地での西武戦に5-3で勝利し連敗を3でストップさせた。1996年にリーグ連覇、日本一に導いた故・仰木彬元監督の生誕日で「THE MAGIC AKIRA OHGI DAY」と題し、全員が背番号「72」のユニホームを着用。3-3の同点で迎えた8回に吉田正が決勝の6号2ランを放ち、チーム一丸で天国の故・仰木元監督に勝利を届けた。西武は連勝が4で止まった。

 ロッテは楽天に4-2で勝利し、3連勝。2回に田村の3ランで先制すると、1点差となった5回には角中がタイムリー。先発の種市は4回に島内、銀次のタイムリーで2点を失ったが、5回まで投げ抜いてリードを守り、プロ初勝利を挙げた。楽天は先発・近藤が4回4失点。救援陣は無失点でつないだものの、打線が10安打を放ちながら2得点に終わり、5連敗で平成の試合をすべて終えた。(Full-Count編集部)

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