【MLB】元広島ジャクソン、ブルワーズで4年ぶりメジャー復帰 3Aで防御率0.00と活躍

ブルワーズのジェイ・ジャクソン【写真:Getty Images】

パドレス時代の2015年以来のメジャー復帰、広島では3年間で通算102ホールド

 ブルワーズは29日(日本時間30日)、元広島のジェイ・ジャクソン投手のメジャー昇格を発表した。

 ジャクソンは昨季まで3年間、広島でプレー。1年目の2016年には67試合登板で5勝4敗37ホールド、防御率1.71の好成績を残すなど、セットアッパーとして3年間で通算175試合登板、10勝8敗2セーブ102ホールド、防御率2.10と活躍し、リーグ3連覇に大きく貢献した。

 昨季も48試合登板で3勝2敗1セーブ25ホールド、防御率2.76の成績を残したが、シーズン終了後に自由契約に。今季はブルワーズとマイナー契約を結び、オープン戦では8試合登板、2勝0敗1ホールド、防御率5.87の成績で開幕メジャーはならず。しかし、3Aサンアントニオでは7試合登板で1勝0敗3セーブ2ホールド、8回2/3で無失点の防御率0.00と好成績を残し、4月中にメジャー昇格を勝ち取った。

 ブルワーズは公式ツイッターで「右腕アーロン・ウィルカーソンは10日間の故障者リスト(左足打撲)に入った。左腕ドニー・ハートが3Aでサンアントニオから昇格。ジェイ・ジャクソンが3Aから(メジャー)契約。右腕アレックス・ウィルソンはDFA(事実上の戦力外)となった」と発表。ジャクソンは背番号25で登録された。パドレスに所属していた2015年以来のメジャー復帰となる。

 昨季ナ・リーグ地区王者のブルワーズは、ここまで15勝14敗の地区3位。連覇へ向けて、カージナルス、カブスという強豪2チームを追っている。(Full-Count編集部)

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