ボウリング全日本が大村で合宿 見学自由 3日まで

積極的に会話しながら投球練習に励む選手たち=大村Jボウル

 ボウリングの全日本ナショナルチームの強化合宿が29日から5月3日まで、大村市で開かれている。投球やフィジカルトレーニング、座学などを通して、心身両面でレベルアップを図る。期間中は連日、午後から大村Jボウルで練習予定。見学は自由。
 大村市での合宿は3年連続で、ナショナルとユースナショナルチームの40人が参加。県勢は原口優馬(チョープロ)と徳久恵大(長崎国際大)がナショナル男子、福満亮(西海学園高)がユース男子、長崎鶴洋高出身の今井双葉(フジクラプレシジョン)がナショナル女子に選ばれている。
 本年度からナショナルに昇格した原口と徳久はユース選手の「教育係」を任され、福満ら後輩たちと積極的に会話しながら投球。原口は「経験してきたことをちょっとでも伝えられれば。個人的には(合宿直後の)NHK杯優勝、10月のアジア選手権での代表入りとメダル獲得を狙いたい」と話した。
 2017年に世界選手権シングルスを制した今井は社会人1年目。「昨年はあまり結果を出せなかった。快く送り出してくれる会社のためにも今年は絶対にタイトルを取る」と意気込んでいた。

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