大型連休、沖縄で水難事故相次ぐ 3日間で3人死亡

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 大型連休が27日に始まり、県内各地で釣りやシュノーケリング中の水難事故が相次いでいる。27日には糸満市で、28日には本部町と竹富町で水難事故があり、計3人が亡くなった。第11管区海上保安本部は大型連休中を「安全推進活動期間」に位置づけ、マリンレジャーに対する注意喚起や海浜パトロールに力を入れており、安全に対する注意と体調管理の徹底を呼び掛けている。

◆釣りの小1男児死亡 本部港、家族で訪れ

 28日午後8時ごろ、本部町の本部港で、家族と釣りをしていた小学1年生の男児(6)=同町大浜=が海中に沈んでいるのが発見された。男児は心肺停止の状態で本島北部の病院へ搬送され、同9時37分に死亡が確認された。

 男児は父親も含む家族で釣りをしていたが、途中でいなくなった。父親の友人が港内でバケツを見つけ、漁具で引き上げるとバケツに結ばれたひもを握った男児が発見された。本部署が詳しい事故原因を調べている。

 岸壁から水面までの高さは約1.5~2メートルで水深は約3~4メートルだった。男児は家族が釣りをしていたところから十数メートル離れた地点で発見された。本部署は「釣りの際は必ずライフジャケットを着用してほしい」と注意を呼び掛けている。

◆糸満喜屋武岬 68歳男性死亡 1人で釣り出掛ける

 27日午後3時10分ごろ、糸満市の喜屋武岬付近で、与那原町東浜の男性(68)が海底に沈んでいる状態で発見された。消防隊員が深さ約5メートルの海底から男性を引き上げ、その場で死亡を確認した。

 糸満署によると、男性は26日午前7時ごろから1人で釣りに出掛けていた。同日夜になっても帰宅しなかったため家族から連絡があり、糸満署や那覇海上保安部など関係機関が捜索していた。同署などが詳しい事故原因を調べている。