ロッテ・種市がプロ初勝利/父と恩師、大喜び

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 種市投手(青森県三沢市出身、八工大一出)は29日の対楽天戦に今季初先発。5回を6安打2失点と好投し、3年目で待望のプロ初勝利を飾った。

 「プロとしての第一歩を踏み出した」「もっと勝ち続けて」。種市の初勝利に、父や恩師も大いに喜んだ。

 「勝利の瞬間、涙が止まらなかった」。球場で息子の勇姿を見届けた父勝行さん(47)はそう振り返った。

 真面目な性格で闘志を内に秘めて投げ込むタイプ。過去2年間、休みの日も欠かさず練習場に通い、体を動かしてきたという。昨年夏、球団の2軍マネジャーから「息子さんの努力はいつか報われる」と言われていた父は本人同様、この日を待ち望んでいた。「記念のウイニングボールは家宝にしたい」と感極まった様子で話した。

 高校時代の恩師である八工大一の長谷川菊雄監督(42)は「一生懸命練習してきた成果がようやく実った」と粘投をたたえた。八学光星OBである田村も女房役として好リード。3点本塁打を放つなどバットでも種市を強烈に援護した。「八戸ゆかりのバッテリーの活躍は、青森県にとっても良いニュースになったと思う」と喜びをかみしめた。