ツインズ・オドリッジ バーランダーとの投げ合いを制す

【アストロズ0-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

アストロズ先発のジャスティン・バーランダーとツインズ先発のジェイク・オドリッジによる白熱した投手戦は、7回4安打無失点の快投を見せたオドリッジが6回2安打1失点のバーランダーとの投げ合いを制し、今季3勝目をマークした。初回二死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けたオドリッジは、6回表一死一・二塁のピンチを二者連続三振で切り抜けるなど、見事なピッチングを展開。わずか86球で今季最長の7イニングを投げ抜いた。一方のバーランダーも6回100球を投げてツインズ打線に2安打しか許さなかったものの、そのうち1本がエイレ・アドリアンザの1号ソロ。伏兵に痛恨の一発を浴び、今季初黒星を喫した。

両軍無得点で迎えた3回裏、この回先頭のアドリアンザがフルカウントからの7球目、高めの速球を振り抜くと、打球はライトスタンドへ一直線。「8番・三塁」で先発出場した伏兵が放った一発が、この試合の勝敗を分ける1点を生み出した。ツインズは今季ここまで11本塁打のエディ・ロサリオを筆頭に、開幕から本塁打を量産しており、アドリアンザのこの一発が今季チーム50本目。開幕26試合で50本塁打というのは、162試合換算で311.5本というハイペースであり、ネルソン・クルーズ、C.J.クロン、ジョナサン・スコープ、マーウィン・ゴンザレスらを獲得したオフの大型補強は、今のところ結果に結びついていると言えそうだ。

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