新大関の貴景勝「令和最初の場所がんがんいきたい」

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新番付を手にする新大関の貴景勝関=30日午前、東京都台東区(撮影・西岡正)

 大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)の新番付が30日発表され、新大関の貴景勝関(22)=本名佐藤貴信、兵庫県芦屋市出身、千賀ノ浦部屋=が東京都内の所属部屋で記者会見した。平成最後の日に晴れの新番付を手にし、「身が引き締まる思い。実感も湧いた」と決意を新たにした。

 貴景勝関は報徳学園中(西宮市)、埼玉栄高を経て2014年に角界入りし、突き押しを武器にスピード出世。初土俵から所要28場所での大関昇進は、年6場所制となった1958年以降、日本出身力士では最速(幕下付け出しを除く)で、昭和以降の兵庫県出身力士では、39年ぶり4人目の大関となった。

 3月に大阪で行われた平成最後の春場所で10勝を挙げて昇進を果たし、令和初の本場所となる夏場所で新大関として土俵に上がる。時代をまたいで飛躍を期す貴景勝関は「令和最初の場所で新たなスタートを切りたい。挑戦者の気持ちでがんがんいきたい」と表情を引き締めた。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)も「淡々とやる姿や度胸がいい。押し一本の大関を目指してほしい」と期待を寄せた。(尾藤央一)