島原鉄道が「新元号記念きっぷ」発売 創立111周年でレール文鎮も

「新元号記念きっぷ」(右)と「レール文鎮」(切符の日付はサンプル)

 島原鉄道(長崎県島原市)は、令和への改元を記念した「新元号記念きっぷ」と、創立111周年記念の「レール文鎮」を発売する。販売開始はどちらも「1」が並ぶ1日午前11時1分。それぞれ111個限定となる。
 同社の担当者は「1908(明治41)年の創業から、大正、昭和、平成と鉄道を守ってきた。令和の時代も島原半島の足として親しまれるようにしたい」と話した。
 記念切符は、平成最終日の「4月30日」の日付が入った「西郷発大三東行き」と、令和初日の「5月1日」の日付入り「島原外港発大三東行き」を硬券にした2枚セット。1から111までのシリアルナンバー(識別番号)入りで、同社の歴代車両の写真入り台紙に収めた。1セット900円。
 レール文鎮は、実際に使っていたレールを切断して製作した。縦横約12センチ、厚さ約1センチ、重さ約370グラム。同社の創立日の5月5日にちなみ、同日付が入った硬券タイプの記念切符とセットで販売する。きり箱入りで3700円。
 販売場所は、島原駅の特設ブースで、購入はいずれも1人1セット限り。記念切符の番号指定はできない。1日午前8時から同駅で整理券を配布する。問い合わせは同社(電0957.62.2263)。

© 株式会社長崎新聞社