宇高航路の運賃、実質値上げ 利用低迷で割引終了

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 宇高航路を唯一運航する四国急行フェリー(高松市)は、普通乗用車1台を3390円とするなど運賃(片道)を実質値上げした。2014年の瀬戸大橋通行料金値下げに対抗して行ってきた割引が、利用低迷などで継続できなくなったため。

 割引運賃は普通、軽ともに乗用車2500円だったが、14年当時の水準に戻し、軽は3090円とした。旅客(1人)は設定自体を見直し、中学生以上の大人が40円増の730円、小学生は20円増の370円。

 同社は「利用が振るわず燃料費など運航経費も増えた。航路維持のために理解してほしい」としている。

 宇高航路は瀬戸大橋の値下げの影響で収支が悪化。玉野市・宇野港―高松市・高松港を24時間態勢で運航していたが、現在は1日5往復に減っている。