イチローがマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任

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6週間前の東京ドームでの開幕シリーズをもって現役生活にピリオドを打ったイチローが、マリナーズの会長付特別補佐に就任し、インストラクターとしてメジャーとAAA級で選手の指導を行うことになったことを日本時間5月1日にマリナーズが発表した。イチローはこの日のカブス戦の試合前に、チームのミーティングと練習に参加した。

イチローの主な指導分野は、外野守備、走塁、そして打撃になると見られる。19年間のメジャー生活での走攻守三拍子揃ったオールラウンドな活躍を考えれば、これは何ら不思議なことではない。

イチローは自身の役割について、メディアに対して言及しなかった。今のところ、マリナーズのホームゲームの大半でインストラクターとしてチームに帯同し、ときどきAAA級タコマでも指導を行うと見られる。敵地での試合には帯同しない見込みだ。

昨季は5月はじめに選手登録を抹消されたあと、チームに帯同して打撃練習などを継続して行っていたものの、今後はイチロー自身がプレイすることはないと見られる。コーチ的な立場で後輩の指導に専念し、また、スコット・サービス監督やジェリー・ディポートGMに対してアドバイザー的な役割を担う可能性もあるようだ。

マリナーズでは、ケン・グリフィーJr.、エドガー・マルティネス、アルビン・デービス、ダン・ウィルソンといった球団史に残る名選手がアドバイザーの役割についており、つい先日、イチローのメジャーリーグ移籍当初にイチローとともに右中間コンビを形成したマイク・キャメロンもそれに加わった。イチローもマリナーズの「レジェンド」の1人として、新たな野球人生をスタートすることになる。