米、イラン原油の全面禁輸を開始

制裁、核合意前水準に

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4月22日、米ワシントンで、イラン原油の全面禁輸について発表するポンペオ国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は2日午前0時(日本時間同日午後1時)、イラン産原油の全面禁輸を開始した。日本など8カ国・地域を適用除外としていた措置を打ち切った。イラン核合意を離脱した米政権は、合意前と同水準の制裁を完全復活させて圧力を強め、イランに弾道ミサイル開発やウラン濃縮の停止を迫る。

 産油国ベネズエラにも制裁を科す米政権は、イランと対立するサウジアラビアなどに積極的な生産を促し、供給不安を回避したい考え。しかし原油相場は上昇傾向で、日本のガソリン価格も値上がりが続く。業界によるとガソリン価格はさらに上昇する可能性がある。