1日に行われたFCポルトの練習で軽度の心臓発作を起こし、緊急的に病院へと運ばれることになったイケル・カシージャス。
37歳になった元スペイン代表の名GKであるが、今回心筋梗塞の兆候が発見されたことによりカテーテル法での手術を受けることになった。
状態は安定しており命に別状はないものの、今後サッカーを続けられるのかどうかについてはまだ不透明な状況だ。
サッカー界に貢献してきたカシージャスに対し、様々な者から応援の声明が発せられている。
かつて彼が所属していたレアル・マドリーは、「カシージャスは、プロとしてのキャリアを通し、我々の栄光を高めるための素晴らしい挑戦に打ち勝てるように貢献してきた。降伏は我々の哲学にないことを教えてくれた人物だ」とメッセージを送った。
さらに、ライバルであったはずのバルセロナからも。
カシージャスの友人であることで知られるテニス選手ラファエル・ナダルも応援のツイートを投稿。
FCポルトでともにプレーしたマンチェスター・ユナイテッドのDFディオゴ・ダロットも、かつての先輩に「くじけないで」とエールを送った。
さらに…。
レアル・マドリー時代に同僚であったアーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、「うまくいくことを願う。早く良くなってくれ」とツイート。
同じくレアル・マドリー時代にチームメイトだったギャレス・ベイルも「友人よ、早く良くなって」と投稿した。
また、リーグではライバル同士としてしのぎを削り、スペイン代表ではともにワールドカップ優勝を経験したジェラール・ピケやカルレス・プジョルも。
命には別状はなく、手術もうまく成功したというカシージャス。ただ37歳ということもあり、今後のキャリアはどうなるのだろうか。
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今シーズン終了までは少なくとも治療に専念することになると発表されているが…。