酒井高徳とも同僚だった元ドイツ代表GKアドラー、34歳で現役引退

ドイツ・ブンデスリーガのマインツ05は、「元ドイツ代表GKレネ・アドラーが今季限りで現役引退する」と発表した。

レネ・アドラーは1985年生まれの34歳。レヴァークーゼンの下部組織で育成され、2003年にトップチームへと昇格した。

ドイツの各年代で代表チームに招集された経験を持っていたエリートで、2008年にはEUROのメンバーにも選出。2010年ワールドカップ予選でフル代表でのデビューも飾っている。

しかし、2010-11シーズン途中に膝の靭帯を損傷したためベルント・レーノにポジションを奪われ、ハンブルガーSVへと移籍。2015年からは酒井高徳ともチームメイトになっていた。

一昨年には契約満了でマインツ05に加入したが、度重なる怪我によって14試合の出場に留まり、今季限りで現役生活にピリオドを打つことを決めたという。

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レネ・アドラー 「僕はもっと試合に出たかった。しかしマインツでの僕の時間は、怪我を除けば素晴らしいものだったよ。

ここにいられて本当に幸せだった。そして、そこにいる人々を、街を、そして地域を愛してきたよ」

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