近代納豆の故郷が文化財に、仙台

来年で創業100年

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大豆を蒸し煮にする大釜を紹介する宮城野納豆製造所社長の三浦晴美さん=4月、仙台市宮城野区

 納豆の大量生産に成功し、近代の納豆製造発祥の地と言われる仙台市の宮城野納豆製造所が、国の登録有形文化財になった。来年で創業100年。納豆のほか、全国の製造業者が使う納豆菌の2割も生産する。3代目社長の三浦晴美さん(62)は「歴史と伝統を守り続けたい」と意気込む。

 工場は、梁を三角形に組んで屋根を支える構造で、広々とした空間が特徴。大豆を蒸し煮にする大釜があり、運搬用のトロッコも行き交う。朝5時から家族3人で作業する三浦さんは「温度管理など機械に頼ることもあるが、主な工程は昔から変わらない」と話す。