「見たことない」珍しい色のキジか 鹿沼の田んぼ

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雄のキジ(上)と行動を共にする、体が茶色で首から上が青色の珍しい個体(下)=4月29日、鹿沼市野沢町、下野写真協会員・岡田好行さん撮影

 鹿沼市内で4月29日、下野写真協会員の宇都宮市一条3丁目、無職岡田好行(おかだよしゆき)さん(65)がキジとみられる珍しい色の鳥を見つけ、撮影した。

 岡田さんによると、同日午後3時ごろ、鹿沼市野沢町の田んぼで、体は茶色で首から上が青い鳥を発見した。岡田さんは繁殖期のキジを撮影しようと同所を訪れ、約30メートル先にいる鳥に気付き、写真に収めたという。雄のキジを追いかけるように歩いていた。

 個体は1時間ほど、田んぼの周辺を歩き回った後、隣接する河川敷へ入っていった。野鳥の撮影を始めて5年の岡田さんは「貴重な経験ができてよかった」と話した。

 県立博物館の林光武(はやしてるたけ)自然課長は「キジ科の個体と思われるが、通常、雌のキジは全身が茶色。初めて見たので断定できないが、雄のような体色が出た雌の可能性がある」と分析。日本野鳥の会理事長の遠藤孝一(えんどうこういち)さんは「見たことがない。珍しい個体ですね」と驚いていた。