【MLB】菊池雄星、移籍後最長7回1失点の好投報われず… マ軍サヨナラ負けで5連敗

敵地インディアンス戦で先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

同点で迎えた9回にスワーザックがサヨナラ適時打を浴びる

■インディアンス 2-1 マリナーズ(日本時間4日・クリーブランド)

 マリナーズの菊池雄星投手が3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で先発し、7回3安打1失点の好投を見せた。1イニングだけを投げた4月26日のレンジャーズ戦から中6日での登板となった左腕はメジャー最長となる7回まで投げて1失点。移籍後初の2桁奪三振となる10個の三振を奪う圧巻の好投を見せたものの、打線の援護なし。チームは9回にサヨナラ負けを喫して5連敗となった。

 先発して1イニングだけを投げたレンジャーズ戦から中6日。菊池はメジャー移籍後、最高と言える投球を披露した。初回、わずか11球で3者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。2回に四球で走者を出したものの、3回までインディアンス打線を無安打に封じた。

 1点リードで迎えた4回にマーティンの二塁打、ラミレスの左前安打で無死一、三塁とされた。サンタナを二ゴロ併殺打に打ち取った間に1点を失って同点とされたが、失点はこれだけ。6回2死からは圧巻の4者連続奪三振。4回2死から10者連続でアウトに仕留め、7回3安打1失点で降板。ただ、味方打線が1点しか援護できず、同点のまま降板となり、2勝目の権利を掴めずにマウンドを降りた。

 マリナーズは9回にスワーザックがつかまった。2つの四球で2死一、二塁とされると、ネイキンに右前へのサヨナラ適時打を浴びてサヨナラ負け。菊池の好投も報われず、チームは5連敗となった。(Full-Count編集部)

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