ジャイアンツが8点差逆転 レッズとの乱打戦を制す

【ジャイアンツ12-11レッズ(延長11回)】@グレートアメリカン・ボールパーク

ジャイアンツはレッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパークで3年間白星がなく、7連敗中だった。この試合も3回終了時点で8点を先行される苦しい展開となったものの、試合中盤以降に反撃を開始して徐々に点差を詰め、試合終盤に追い付いて最後は延長戦の末に逆転勝利。1点ビハインドの9回表にスティーブン・ボートの1号ソロで追い付き、延長11回表に飛び出したエバン・ロンゴリアの4号ソロが決勝アーチとなった。ジャイアンツは先発のタイラー・ビーディが3回途中8失点(自責点7)で降板するも、リリーフ陣が合計8回2/3を3失点(自責点2)に抑えて逆転勝利に貢献。7番手のチャド・モロンタが今季初勝利、抑えのウィル・スミスが今季8セーブ目をマークした。

8点ビハインドの4回表、ジャイアンツはスティーブン・ダガーの2点タイムリーなどで3点を奪って反撃を開始。3対10と7点ビハインドで迎えた6回表にはダガーの犠牲フライ、ボートのタイムリー二塁打、ジョー・パニックの2号2ランで4点を奪い、3点差に詰め寄った。7対11と4点ビハインドで迎えた8回表にはブランドン・ベルトの2点タイムリーとロンゴリアのタイムリーで1点差とし、9回表にボートがレッズのクローザー、ライセル・イグレシアスから1号ソロを放ってついに同点。その後、延長11回表にロンゴリアが4号決勝ソロをレフトスタンドへ叩き込んだ。なお、レッズの有望株、ニック・センゼルが「2番・中堅」でメジャーデビュー。フル出場して1安打2四球で3度出塁し、まずまずのデビュー戦となった。

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