祖母の首を絞めた疑い、「介護に疲れた」 大和署が孫逮捕

 祖母の首を絞めて殺害しようとしたとして、大和署は5日、殺人未遂の疑いで座間市相武台3丁目、無職の容疑者(29)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前7時20分ごろ、大和市下鶴間2丁目の祖母(90)の自宅で、祖母の首を絞めて殺害しようとした、としている。祖母は意識不明の重体という。

 署によると、同容疑者は前夜から50代の母親と介護のため祖母宅に来ていた。母親が「息子が首を絞めた」などと110番通報した。祖母は1人暮らしで、2人は介護のために度々祖母宅を訪れていた。

 調べに対し、同容疑者は容疑を認め、「介護に疲れた」などと供述。署は介護を巡って何らかのトラブルがあった可能性も含め、詳しい経緯や動機を調べている。

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