四球と判断もストライク→次の球で豪快弾 MLB公式の動画に「以前も見たことある」

タイガースのジェイマー・キャンデラリオ【写真:Getty Images】

意外な形で今季初本塁打、MLB公式は「ホームランは四球よりも良い」

■ロイヤルズ 15-3 タイガース(日本時間5日・デトロイト)

 タイガースのジェイマー・キャンデラリオ内野手が4日(日本時間5日)の本拠地ロイヤルズ戦で今季初本塁打を放った。1度は四球を確信してバットを放り投げたものの、判定はストライク。すると、次の1球を見事に捉え、右翼席に運んだ。MLB公式サイトはこの動画を公開し、「四球より本塁打のほうが良いだろ?」と呼びかけている。

 タイガースの7点ビハインドで迎えた3回1死一塁の場面。3ボールからの4球目は外角に外れたかに見えた。キャンデラリオはバットをすでにベンチ方向に投げ、一塁に向かいかけていたが、判定はストライク。驚いたように立ち止まり、再び打席に入った。

 すると、続く5球目、ベイリーの93マイル(約150キロ)を捉え、右翼席に運ぶ今季初本塁打。気持ちを見事に切り替え、四球よりも良い結果を出した。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は、ツイッターでこの動画を公開。そして、「通常であれば、ホームランは四球よりも良い(結果)。そうだろ、ジェイマー・キャンデラリオ?」と言葉を添えた。これにファンは激しく同意。コメント欄には「以前ほかの場所でも同じものを見たことあるような…」「間違いないね、素晴らしいよ!」「ホームランだ」「ごもっともだ!」「これは見た目的にも本当に魅力的なバッティングだ」「私たちも同じ意見だよ」といった声が次々とあがった。

 昨年は19本塁打を放ったキャンデラリオだが、メジャー3年目の今季は試合前まで29試合で0本だった。意外な形での一発で、ここから乗ってくるかもしれない。(Full-Count編集部)

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