ブルネイのイスラム厳罰「誤解」

ボルキア国王、適用猶予を表明

©一般社団法人共同通信社

ブルネイのボルキア国王=2018年11月、ポートモレスビー(ロイター=共同)

 【シンガポール共同】東南アジアのブルネイのボルキア国王は5日、同国でのテレビ演説で、4月に施行したシャリア(イスラム法)に基づく厳しい刑罰を巡り「多くの誤解がある」として、適用を猶予すると明らかにした。不倫や同性との性行為に石打ちなどを科す内容で、海外の人権団体などから強い反発を呼んでいた。

 国王は演説で、同国は20年以上にわたり、死刑の執行を事実上、猶予しているとして、「シャリア刑法でも同様の措置を取る」と説明。署名済みの、国連の拷問等禁止条約を批准するとも表明。一方で「誤解が解消されれば真価が明らかになる」とも述べ、一時的な猶予であることを示唆した。