『Planet Football』は29日、「プレミア以外の欧州有力リーグで今夏フリーになるスター選手」という記事を掲載した。
▼リーガ・エスパニョーラ
サンティ・カソルラ(ビジャレアル)
トーマス・ヴェルマーレン(バルセロナ)
ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)
フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリー)
アリツ・アドゥリス(アスレティック・ビルバオ)
年齢の高まりによる影響を受けていないように見えたアリツ・アドゥリスだったが、流石に38歳。今季は2ゴールと不調である。引退も考えられるが、どこかで花開かせてほしい気も。
サンティ・カソルラも致命的な怪我から復活してようやくピッチでのプレーを楽しめるようになっている。来季はどうなるのだろうか。
アトレティコの2名はおそらく世界的にも大きな注目を集めるだろう。両者ともにまだトップレベルで活躍できる存在だ。
▼イタリア・セリエA
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
イニャーツィオ・アバーテ(ミラン)
アンドレア・ベルトラッチ(ミラン)
クリスティアン・サパタ(ミラン)
トッティが引退後ローマのバンディエラとなってきたデ・ロッシ。まだ契約を延長していないが、クラブを離れるとしたらアメリカになるだろうか?
ミランは今夏おそらくチームを大きく変えることになるだろうし、アバーテ、ベルトラッチ、サパタは放出される候補になるはず。他のクラブにとってはチャンスともいえる。
▼ブンデスリーガ
マックス・クルーゼ(ヴェルダー・ブレーメン)
アリエン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン)
フランク・リベリ(バイエルン・ミュンヘン)
ラフィーニャ(バイエルン・ミュンヘン)
パトリック・ハーマン(ボルシアMG)
ヨシップ・ドルミッチ(ボルシアMG)
バイエルン・ミュンヘンのベテランが整理されるであろう今夏、それ以上の話題はない。「ロベリー」と呼ばれた両サイドのコンビはともにフリーで放出される予定となっている。
またボルシアMGも今夏は忙しい。ハーマンとドルミッチは契約が延長されていない。プレミアリーグのクラブが注目しているとも。
▼フランス・リーグアン
アドリアン・ラビオ(PSG)
マリオ・バロテッリ(マルセイユ)
ハテム・ベナルファ(レンヌ)
ラファエウ・ダ・シウヴァ(リヨン)
ネヴェン・スボティッチ(サンテティエンヌ)
ダニ・アウヴェス(PSG)
バルセロナからユヴェントス、そしてPSGへと渡ってきたダニ・アウヴェスは今夏契約が満了になる。どこのクラブを新天地とするのか注目だ。
バロテッリはマルセイユとの契約が半年のみ。チャンピオンズリーグ出場権を獲得することは難しいため、給与が高額な彼をキープできるとは…。
そして注目はアドリアン・ラビオ。バルセロナとの関係が噂されていたが、フレンキー・デ・ヨングが加入したことを考えればまずないだろう。
▼オランダ・エールディヴィジ
ダニエル・シュヴァーブ(PSV)
アダム・マヘル(AZ)
小林祐希(ヘーレンフェーン)
PSVの経験豊かなドイツ人DFシュヴァーブがフリーになる。最終ラインの補強を考えているクラブにとっては狙い目かもしれない。
かつて話題になったアダム・マヘルはAZとの契約が1年のみ。小林祐希もヘーレンフェーン退団を明言しており、来季の去就が注目されている。
▼ポルトガルリーグ
ヤシヌ・ブラヒミ(ポルト)
エクトル・エレーラ(ポルト)
マキシ・ペレイラ(ポルト)
ファビオ・コエントラォン(リオ・アヴェ)
ポルトが今夏のマーケットで多くの選手を入れ替えそうだ。数年前から退団を希望していた名ドリブラーのブラヒミ、司令塔のエレーラは各国から注目されそう。
かつてレアル・マドリーでプレーしていたファビオ・コエントラォンも契約満了が近づいている。31歳ということを考えてもまだまだやれるはず。
▼トルコ・シュペルリギ
ロマン・ノイシュテッター(フェネルバフチェ)
マルティン・シュクルテル(フェネルバフチェ)
マテュー・ヴァルブエナ(フェネルバフチェ)
ロベルト・ソルダード(フェネルバフチェ)
アドリアーノ・コヘイア(ベシクタシュ)
今季下位に低迷したフェネルバフチェからは多くの選手が退団する可能性が高い。またベシクタシュは深刻な経営難に悩まされていることから、アドリアーノ・コヘイアを初めとして重要な選手が抜けてしまうだろう。