パドレス・レンフロー 代打逆転サヨナラ満塁アーチ

【ドジャース5-8xパドレス】@ペトコ・パーク

ドジャースの前田健太が今季4勝目を目指して先発したパドレスとの一戦は、パドレスが9回裏に代打ハンター・レンフローの7号逆転グランドスラムで劇的なサヨナラ勝利を収めた。フランミル・レイエスの9号ソロ、フランシスコ・メヒアのタイムリー三塁打、グレッグ・ガルシアのタイムリー二塁打などで4回までに4点を先行したパドレスは、その後、マックス・マンシーの7号3ランとクリス・テイラーの3号2ランでドジャースに逆転を許したものの、9回裏にドジャースの守護神ケンリー・ジャンセンから3連打で無死満塁の大チャンス。ここでガルシアが見逃し三振、メヒアがファーストフライに倒れたが、代打で登場したレンフローが高めのカッターを捉え、打った瞬間にそれとわかる一撃をレフトスタンドへ叩き込んだ。

パドレスの新人左腕、ニック・マーガビシャスとの投げ合いとなった前田は、初回にいきなり2番のレイエスの9号ソロを浴びて失点。2回裏は二死からガルシアに四球を与え、メヒアのタイムリー三塁打で2点目を失った。3回裏は1番のイアン・キンズラーを空振り三振に仕留めるなど三者凡退に抑えたが、4回裏は2つの四球で一死一・二塁のピンチを招き、ガルシアのタイムリー二塁打とメヒアの犠牲フライで2失点。リードを4点に広げられた。その後、5回からは2イニング連続で三者凡退に抑えたものの、球数が84球に達していたため6回限りで降板。その後、味方打線が一時逆転に成功し、敗戦投手は免れたものの、6回4失点という不本意なピッチングとなった。今季防御率は4.66となり、3先発連続で白星なし。次回登板ではそろそろ結果がほしいところだ。

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