罰則付きレジ袋禁止論争に一石 小学生「燃えるごみ増える」

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 詳徳小(京都府亀岡市篠町)の児童が昨年度の環境学習で、亀岡市が制定を目指す罰則付きプラスチック製レジ袋禁止条例について、小売店や同級生に意識調査した。レジ袋を有料化してもエコバッグ持参率が100%にならず、紙袋に変えると燃えるごみが増える可能性などを指摘した。

 同小は5年生が1~3月、班ごとにテーマを決めて環境の課題などを調べている。現6年生の5人が同条例について、「市民に賛否両論あるのでは」と問題意識を持った。

 プラ製レジ袋について、有料▽無料▽紙袋使用-と別々の対応を取るスーパーと文房具店計3店にマイバッグ持参率や条例の評価を聞くと、有料化した店は持参率が80%だったが2割はプラ製レジ袋を使用し、紙製に変えると燃えるごみが増えるなど課題を知った。

 同級生と教員計44人に条例の賛否を聞くと、利便性から11人が反対した。班員の小学生女児(11)は「プラ袋が環境に与える悪影響や使用禁止の理由を理解してもらう努力が大切」と話した。 ◇亀岡市は、約760の全小売店に対し、2019度中にレジ袋を有料化するよう求めている。 有料化を契機に使用量を減らし、全国初の条例化を目指すプラスチック製レジ袋禁止に向けた環境を整える考えだ。大型店は協力する意向を示すが、小規模店や買い物客からは賛否がある。

 桂川孝裕市長は昨年12月、新年度中のレジ袋有料化、20年度中にプラスチック製レジ袋の配布を禁止すると表明。1月以降、小売店向け説明会を11回開き、理解を求めた。