世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
今週は、ヴィッセル神戸への移籍も噂されるダビド・シルバの後釜になる…かもしれない逸材が登場するぞ。
渡邊 凌磨(日本)
所属クラブ:アルビレックス新潟(日本)
渡邊凌磨が好調だ。5月4日のレノファ山口戦で今季3点目を決めた22歳は、開幕からしばらくは試合に出場することもできなかった。
しかし、初先発した第7節の町田ゼルビア戦でいきなりJゴールを決めると、その後就任した吉永一明監督のもとでもスタメン出場を続けている。
元々2013年のU-17ワールドカップにも出場した有望株で、2015年にはドイツのインゴルシュタットへ加入。公式戦出場こそなかったがトップチームでもプレーした。
技術の高さは折り紙付き。さらに決定力でも今シーズン違いを見せる若き攻撃的MFは、J1復帰を狙うチームの希望の星となりつつある。(編集部O)
アレックス・ブロスク(オーストラリア)
所属クラブ:シドニーFC(オーストラリア)
今季終了と同時に現役を引退することを決めたアレックス。かつて清水エスパルスでプレーした彼がついにスパイクを脱ぐ。
Aリーグはレギュラーシーズンが終わり、あとはファイナルシリーズのみ。彼が所属するシドニーFCが敗れたとき、アレックスの選手人生が幕を閉じる。
今週末12日に戦うのはレギュラーシーズン3位のメルボルン・ヴィクトリー、そう本田圭佑が所属する相手だ。
本田にとっても負ければオーストラリアでの最後の試合になるはず。両雄のサッカーキャリアがかかった大一番から目が離せない。(編集部K)
ジモン・テロデ(ドイツ)
所属クラブ:ケルン(ドイツ)
1988年生まれのストライカー、テロッデは“2部リーグの帝王”である。
2015-16シーズンにボーフム、2016-17シーズンにシュトゥットガルトでブンデス2部の得点王に輝くと、昨季こそ1部で7ゴールに終わったものの、今季再び2部で大爆発。現在28ゴールで得点王ランク首位に立っている。
そんな彼には恐るべきというか、特筆すべきことがある。それはゴールの約半分が「頭」という現代サッカーには珍しいヘディングマシーンであるということだ。
ケルンは6日に優勝と昇格を決めたが、来季、1部で得点を量産すれば一躍ドイツ代表入りもあるのではないだろうか。(編集部Q)
エリック・ボーテアク(フランス)
所属クラブ:ブリスベン・ロアー(オーストラリア)
あのロビー・ファウラーが監督に就任することになったAリーグのブリスベン・ロアー。今季最終戦でのこんな謎PKが話題になっている。
フランス人MFボーテアクが蹴ったコロコロすぎるPK…。おそらくパネンカをやろうとして失敗したのだろうが、GKのタイミングを外したことでゴールにはなった。
31歳のボーテアクはディジョン時代に松井大輔ともプレーした経験を持つ選手。ニースやリールでもプレーした実力者で実はパネンカを得意としている。
やはりあれは失敗だったようだ…。(編集部I)
ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル)
所属クラブ:スポルティング(ポルトガル)
イタリアで活躍した後、逆輸入で母国へ復帰したポルトガル代表アタッカーは今、欧州で注目の銘柄だ。
ルイ・コスタの後継者とも形容される24歳は今季、スポルティングで公式戦31ゴール(17アシスト)を記録しており、MFとしての欧州ゴール記録を更新した。
そんなフェルナンデスに対してはペップ・グアルディオラが“ゾッコン”だとも伝えられ、現地ではシティと契約間近との報道も。移籍金は7,000万ユーロ(およそ86億円)を下らないとされる。
シティといえばダビド・シルバが今季限りでの退団、あるいはヴィッセル神戸への移籍も伝えられるが、彼はその後釜になるのだろうか?(編集部H)