有望株・センゼルが2本塁打の活躍 レッズ12得点大勝

【ジャイアンツ4-12レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

日本時間5月4日にメジャーデビューを果たしたばかりのレッズのトップ・プロスペクト、ニック・センゼルが自身初となる1試合2本塁打の活躍でチームの勝利に貢献した。「1番・中堅」で先発出場したセンゼルは、初回の第1打席でジャイアンツ先発のドリュー・ポメランツから2号先頭打者アーチを放つと、2回裏の先頭打者として迎えた第2打席でもポメランツから3号ソロ。センゼルに牽引されたレッズ打線は2回までに7点を奪い、6回裏にも5点を追加して終わってみれば12対4の大勝となった。レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニは6回4失点(自責点3)ながら打線の援護に守られて今季2勝目をマーク。ポメランツは2回途中7失点で今季4敗目を喫した。

初回のレッズは、センゼルの先頭打者アーチで先制したあと、エウヘニオ・スアレスの10号2ラン、ホゼ・イグレシアスのタイムリー三塁打、カート・カサリのタイムリーも飛び出して打者一巡の猛攻で一挙5得点。2回表に三塁スアレスのエラーで1点を返されたものの、2回裏にセンゼルの2打席連続となる一発と、イグレシアスのタイムリー二塁打で7対1とリードを広げた。6回表にディスクラファーニがパブロ・サンドバルに3号3ランを被弾し、3点差に詰め寄られたが、6回裏には一死満塁からイグレシアスの2点タイムリー、カサリのタイムリー、ジョシュ・バンミーターとジョーイ・ボットーの押し出し死球で5点を追加。「7番・遊撃」のイグレシアスは3本のタイムリーを放ち、3安打4打点の大活躍だった。

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