日本海側中心に高温に関する情報 極端に暑い日も出現か

大型連休中は北日本、特に北海道を中心に平年より気温が高かった。5日(日)は帯広市で、平年より13℃も高い29.1℃を観測している。きょう7日は上空の寒気の影響で、北海道だけでなく、その他の各地も前日より大幅に気温が下がっている所が多い。今後1週間程度も、東・西日本では気温が平年並みか、平年より低い日が多くなりそうだ。
 
 ただし、来週は日本の東で高気圧が強まる影響で、日本付近に暖かい南風が流れ込みやすく平年より気温が高い見通し。さらに、日本海側を中心に山越えの風で「フェーン現象」が起こり、13日(月)頃からの1週間にはかなり気温の高い日が現れる可能性がある。このため気象庁は、東北日本海側、北陸、中国、九州北部(山口県を含む)といった日本海側の地域を中心に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理や今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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