斎藤工&窪田正孝のバディが3年半ぶりに復活! 火村とアリスが難事件に挑む

動画配信サービス・Huluは、斎藤工演じる火村英生と窪田正孝演じる推理作家・有栖川アリスが事件に挑むミステリードラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の2ndシーズンを今秋から配信することを発表した。

人気作家・有栖川有栖氏の27年も続く大ロングセラーシリーズを映像化した本作。前作が2016年1月に日本テレビ系で放送されるや熱列なファンを獲得し、その後、Huluの配信でも記録的なヒットを打ち立てた。 “奇跡のバディ”とも言える火村とアリスが初めて出会った5月7日は、2人が一緒に学食でカレーを食べたことからファンの間では「カレー記念日」とも呼ばれており、記念すべきそのメモリアルデーである本日、続編の配信が発表された。

「この犯罪は美しいか?」と殺人現場に快楽を求め、「人を殺したいと思ったことがある」とも公言しながら究極の犯罪を追い求める、かなりヤバそうな犯罪学者・火村。そして、「この犯罪はおもしろいのか?」と火村の捜査を観察しながら、時に的外れな推理を繰り出しつつ、危なげな火村の保護者役も自認する、ちょっと頼りなさげな推理作家・アリス。そんな2人が互いの欠陥を補完し合いながら、複雑怪奇なトリックで固められた事件の真相を、世にも美しいロジックであぶりだしていく。

とりわけ、火村とアリスの“軽妙さと切なさを併せ持つ友情”は、多くの人をひきつけ、前作の放送から現在に至るまで、続編を希望するはがきが約1万通も寄せられている。その熱い思いを受け止めた斎藤は全てに目を通し、Twitterで御礼コメントを投稿したほど。また、ファンが毎年、1月~3月にかけて、16年の地上波放送&配信と同日同時刻に全国一斉鑑賞会を行う異例の恒例行事まで発生。今回の続編決定はまさにファンと火村の絆が紡ぎだしたともいえる。

続編の決定について斎藤は「特別な日に、特別なご報告があります。火村とアリスが新たな時代に戻ってきます。この奇跡を現実にしてくださったのは、絶えず応援し続けてくれた皆さまです」と感謝を表し、「火村とアリスの時間は、京の都の片隅で、あれからずっと続いていたのだと思います。3年と半年の月日経て、円熟度の増したバディで、さらなる難事件に挑みたいと思います」と意気込みを明かした。一方、アリス役の窪田は「また、火村に再会できることをうれしく思います。アリスとして火村をしっかりサポートし、工さんと力を合わせて難解に挑みたいです」と決意を新たにしている。

そして、今年作家生活30周年を迎えた原作者の有栖川氏は「斎藤さん、窪田さんが演じる火村とアリスに再会できることを原作者として大変喜んでいます。続編を希望し、熱い声援を送り続けてくださったドラマファンの皆さまのおかげだと感謝するばかりです。平成から令和に元号が変わり、3年半のインターバルを置いての続編。その間に斎藤さんと窪田さんの俳優としての人気もステータスもさらに高くなっていますから、火村&アリスのバディもパワーアップしていることでしょう」と期待を寄せた。

© 株式会社東京ニュース通信社