歌手で俳優の郷ひろみが、6月8日放送のフジテレビ系オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語 ‘19雨の特別編」（午後9：00）の一編「永遠のヒーロー」に主演する。
「永遠のヒーロー」は人体の能力を最大限まで引き出す改造人間技術が発達した世界を舞台にしたもので、郷は戦隊ヒーローに挑戦する。刑事であり“レッドライガー”として怪人対策室警部の中でも怪人検挙数トップを誇り、さまざまな怪人たちを撃退して世界の平和を守っている役どころだ。翌年に定年を控えて、世界で一番大事な娘・亜希（上白石萌音）と親子水入らずの時間を過ごそうとした矢先に、怪人・マスターカイザーから世界を揺るがすテロ予告が届く。
同系ドラマは1992年放送の「愛する時と裁く時」の主演以来27年ぶりの郷は「何年たとうが、こうして自分にお声掛けをしてもらったこと自体、感謝しているし、その皆さんの思いに応えたい」と意気込み、戦隊ヒーローへの変身は自身初となるが、「変身する役なんてなかなかできる役柄じゃないので、憧れのようなものはありました。まさか自分がこの年代でこのような役をやるとは思っていませんでしたが、それはそれでとても楽しみ」と期待している。
娘役の上白石は「郷ひろみさんとご一緒させていただけるなんて本当に光栄なことで、今となっては幻のように貴重な撮影期間でした。郷さんは国民的スターでいらっしゃるにもかかわらずとてもフランクな方で、その紳士的なお心配りに感激しておりました。現場は郷さんの柔らかい雰囲気に包まれていて、短くも豊かな時間でした」と尊敬しきりだ。
