「世界リレー」代表選手が決定、桐生祥秀選手「しっかりメダルを取れるように頑張りたい」

TBS系で5月11、12日に生中継されるリレー種目の世界一決定戦「世界リレー2019横浜」(11日=午後8:50、12日=午後6:30)の日本代表選手が決定し、注目の男子4×100mリレー代表に選出された桐生祥秀選手、小池祐貴選手が会見に出席した。桐生選手は「日本で初めての開催だけに非常に楽しみです。最近は日本のリレーもメダルを取って当たり前というような風潮もあるので、期待に応えられるように、しっかりメダルを取れるように頑張りたい」とアピールした。

初の日本開催となる「世界リレー」は、9月の世界陸上、2020年東京五輪のリレー種目出場権を懸けて争われ、日本は男子4×100mリレーで悲願の金メダルが期待される。同種目代表には桐生、小池、山縣亮太、白石黄良々、多田修平、宮本大輔の6選手が決定し、小池選手は「4×100mの選出は初めてで、個人的にもリレーは好きな種目ですのでとても楽しみにしています。もちろんみんなでメダルを取ることが目標です。与えられた走順で、しっかりと務められる走りをしたい」と意気込みを明かした。

また、会見には大会の国内アンバサダーに就任した朝原宣治、末續慎吾、塚原直貴も出席し、朝原は「初めて日本に世界リレーが来るということで光栄です。私が現役の時にはなかった大会ですのでうらやましいという気持ちです」と期待を寄せた。末續は「選手目線というか、臨場感のある形でPRできれば。解説もうまく話せるか不安ですが、感じたまま話せればと思います」、塚原も「朝原さん、末續さんと違うのは、この『世界リレー』に唯一出ているということで、その盛り上がりをお伝えできれば」とアンバサダーの役割に意欲を見せていた。

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