【プレミアリーグ】CL出場権逃した古巣をネビル氏が酷評「私の好きなユナイテッドではない」

元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビル氏が、最終節を前にUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した古巣を厳しく批判。今後のチーム作りが非常に重要になると語った。

ユナイテッドはプレミアリーグ第37節で、既に降格が決定している最下位ハダースフィールド・タウンと対戦。トップ4フィニッシュには勝利が絶対条件の中、開始8分にスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが先制ゴールを挙げるしかし、60分にハダースフィールドに同点に追い付かれて試合終了。残り1試合で4位トッテナム・ホットスパーと勝ち点差「4」となり、最終節を待たずして5位以下が確定した。

【プレミアリーグ】ユナイテッドのCL出場権が消滅…残り1枠はノースロンドン勢のどちらかに

昨年12月にオーレ・グンナー・スールシャールがマンチェスターに到着し、息を吹き返したかに見えたユナイテッド。イギリスメディア『skysports』で解説を務めるネビル氏は、古巣の失態に落胆の表情を浮かべた。「ハダースフィールドはシーズン通して苦労していた。彼らは自身のクオリティを発揮できていなかったからだが、正直言うと今試合では赤いシャツを着たチームの方がよっぽどひどかった。色を見て彼らがユナイテッドだって分かるぐらいだ。彼らについて話すことなんて何もない。本当にひどかったよ。彼らは最も元気のないチームだった」。

【プレミアリーグ】リバプールの2冠は困難と語るネビル氏「リーグ優勝したいならCLは諦めるべき」

「監督は自身が好むようなチームを求めている。オーレを見ると、彼がイメージしていることが出来ていないようだ。これではチームとして成立しない。ポチェティーノ監督率いるトッテナムは、そういった部分が上手く引き継がれていた。就任当初、主力選手が抜けてもチームスピリットは継承されていたね。彼は少しずつ積み重ねていったんだ。オーレにも同じことが求められる。クラブと経験豊富なスポーツディレクターが助けてくれれば成し遂げられるだろう。だがリクルートが上手くいかなければめちゃくちゃになる」。

古巣の失態を厳しく批判するネビル氏

© 株式会社SPOTV JAPAN