アトレティコ・マドリーは7日、「ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが退団する」と公式発表した。
2010年からアトレティコ・マドリーで長くプレーしてきたゴディン。キャプテンとして長く最終ラインを支え、リーガ優勝やチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献してきた。
しかし今季で契約満了を迎え、33歳でチームを離れることに。『Marca』によれば、記者会見でゴディンは以下のように話し、退団の理由について説明したという。
ディエゴ・ゴディン 「試合前よりも遥かに緊張しているよ。メディアの皆さん、チームメイト、コーチングスタッフ、会長、そして家族に感謝している。
これがアトレティコでの最後の日だよ。すでに私はみんなに伝えた。
ここはただのクラブではない。家族のようなもので、人生で歩んできた道筋であり、そして故郷だった。サヨナラを言うのはとても辛い。
このような日が来るとは思っていなかったし、準備もできていなかった。人として、選手として、私はこの最高の価値観の中で育った」
(契約延長の可能性はあった?)
「対話はあったが、合意に達さなかった。一つのサイクルが終わった。一つのステージが終わったんだ。
ここに来た瞬間から今まで、クラブの歴史の一つになって、そしてこのアトレティコ・マドリーという組織の一部であったことを誇りに思うよ」
(どうして退団という結果に?)
「サヨナラを言うのは心が痛む。私はここに体も心も捧げてきた。しかしもう前を向いているよ。
私は誇りと平穏を持ってここを去る。なぜなら私がそうしたいからだ。後悔する決断はなにもない。
このクラブを愛しているし、これからもファンだ。だからクラブを尊重しなければならない。
クラブというのは、チームがあり、組織があり、規則がある。そして成長し続け、競争し続け、魂を現場に残し続けるために何をすべきか。それを尊重しなければならないんだよ。
私はこのクラブに感謝し、尊敬している。アトレティコのシャツは私の人生そのものだった」
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(昨年マンチェスター・ユナイテッドから素晴らしいオファーが来たが?)
「残ることにしたんだ。それを後悔はしていないよ。さもなければ、今年のような素晴らしい瞬間には立ち会えなかったからね。
まず優先すべきはクラブのこと、チームのこと、そしてチームメイトのこと。私はそれらに従おうとした。結局合意には達さなかった。
私は今ここで別れを告げる。そして感謝を告げる。それ以上はなにもないよ。それだけさ」