2019年GW、新元号「令和」&史上初の10連休でも政治家には休む暇はなかった!?

平成から令和へ。4月30日の天皇陛下の退位の礼、5月1日の新天皇陛下の即位の礼と、2019年のゴールデンウィークは歴史の大きな転換点を迎えました。元号は「令和」に改められ、史上初の10連休に待望の声もあれば「長すぎる…」という声もあったようです。

さて政治家の動向はといえば、安倍総理をはじめとする13閣僚は、4月30日と5月1日の式典の期間を除いて外遊ラッシュ。

平成から令和にまたがる連休のさなか、与野党の国会議員はどんなGWを過ごしていたのかTwitterを調査してみました。

【自民党】片山さつき参議院議員(比例代表・参議院当選1回・衆議院当選2回)

自民党の片山さつき内閣府特命担当大臣は、女性閣僚としてはじめて「剣璽等承継の儀」「即位後朝見の儀」に参列しました。いつもはスーツ姿の片山大臣ですが、日本の伝統にのっとり薄紫の色留袖に。華美にならないよう注意を払ったそうです。

【公明党】遠山清彦衆議院議員(九州ブロック・参議院当選1回・衆議院当選3回)

公明党幹事長代理の遠山清彦議員は、令和元年の憲法記念日の「第21回公開憲法フォーラム」に出席しました。所属政党の基本姿勢を説明、積極的に憲法議論へ参加する方針を発表しました。

【立憲民主党】枝野幸男衆議院議員(埼玉5区・当選9回)

立憲民主党代表の枝野議員は、「GW列島縦断大作戦」で5月3日から6日にかけ全国各地で街頭演説を行いました。令和という時代にどんな社会を目指すのか、札幌を皮切りに全国を縦断して訴えました。

【国民民主党】玉木雄一郎衆議院議員(香川2区・当選4回)

国民民主党代表の玉木雄一郎議員は、渋谷で開催された日本最大級のLGBTの祭典「東京レインボープライド2019」のパレードに参加しました。1万人を超える参加者で賑わったそうです。

【共産党】小池晃参議院議員(比例代表・当選3回)

日本共産党書記局長の小池晃議員は、5月1日の第90回中央メーデーのパレードに参加しました。平成の時代には雇用の非正規化が進み、所得格差が増大。令和には明るい展望を期待したいものです。

【社民党】福島みずほ参議院議員(比例代表・当選4回)

社民党副党首の福島みずほ議員は、「東京レインボープライド2019」のパレードに参加しました。新しい人権の形に対し、野党議員の方々のお顔が見受けられます。

【日本維新の会】足立康史衆議院議員(大阪9区・当選3回)

 

日本維新の会大阪9区支部長の足立康史議員は、令和初の憲法記念日に開かれた「公開憲法フォーラム」に参加。支援者とともに政党の新しい政治について訴え、歩いたそうです。

令和元年のGWも政治家は大忙し

国会議員が多忙を極めるのが、夏祭り・お盆や年末年始。いわゆる「地元回り」の時期です。地域住民の声を組み上げ、信頼関係を構築するための大事な活動。しかし、GW中も各党の議員は各種のイベント参加や夏の参院選に向けた街頭演説など、精力的に動いているのですね。

5月1日のメーデーや3日の憲法記念日など、与野党でそれぞれ政策・主張は異なるものの、ゴールデンウィークは政治と親和性が高い期間です。「人々が美しく心を寄せ合う中で、

文化が生まれ育つという意味が込められている」新元号「令和」。はたして、国会議員の方々は政治の世界で「beautiful harmony」を奏でることができるでしょうか。

 

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