大谷復帰戦で1打点 エンゼルスは有望株好投で勝利

【エンゼルス5-2タイガース】@コメリカ・パーク

エンゼルスの大谷翔平がついに戦列復帰を果たした。トミー・ジョン手術から復帰した大谷は、敵地コメリカ・パークでのタイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席は見逃し三振、3回表の第2打席は一死二・三塁のチャンスでショートゴロ(1打点)、5回表の第3打席は空振り三振、7回表の第4打席はサードライナーに倒れ、今季初安打は次戦以降に持ち越しとなったものの、9回表の第5打席で四球を選び、今季初出塁を記録した。復帰戦は5打席で4打数ノーヒット、1打点、2三振、1四球という成績。エンゼルスは有望株右腕、グリフィン・キャニングの好投もあり、5対2でタイガースに勝利した。

エンゼルスは3回表にタイガース先発のダニエル・ノリスからコール・カルフーンとザック・コザートの連打で無死一・二塁のチャンスを作り、デービッド・フレッチャーのタイムリーで先制。マイク・トラウトのファーストゴロで一死二・三塁となったあと、大谷のショートゴロとアンドレルトン・シモンズのタイムリーでリードを3点に広げた。6回表にはタイガース2番手のザック・ライニンガーから一死一・三塁のチャンスを作ってカルフーンの犠牲フライで追加点。その裏、5回まで無失点に抑えていたキャニングが一死二塁からニコラス・カステヤーノスにタイムリー三塁打、ミゲル・カブレラにタイムリーを浴びて2点を失ったものの、9回表にシモンズがタイムリーを放ってダメ押しの1点を叩き出した。キャニングは6回途中2失点の好投でメジャー初勝利。3点リードの9回裏を無失点に抑えたエンゼルス4番手のハンセル・ロブレスが今季3セーブ目をマークした。

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