中高生のスリランカ派遣中止 山武市、連続テロの影響で

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 2020年東京五輪で、スリランカのホストタウンとなる千葉県山武市の教育委員会が7日、毎年夏に実施している同国への青少年派遣事業を今年は中止することを決めた。先月、同国で250人を超す死者が出た連続爆破テロにより、外務省が同国の危険度を引き上げたことなどを踏まえて、決定した。

 中止するのは五輪事前キャンプの合意に基づく交流事業に関する「市青少年スリランカ派遣事業」。市内の中高生が同国内の省庁や企業、遺跡などを訪れる約1週間のプログラム。

 市教委生涯学習課によると、5回目となる今夏は、7月21~29日の7泊9日の予定で募集していた。事件直前に開かれた事前説明会には男女計17人が出席していた。

 連続爆破テロを受けて、外務省は「不要不急の渡航は中止を」のレベル2に引き上げていた。来年は五輪が開催されるため、同事業は実施しない。