Rソックス・マルティネスが通算200号 チームも勝利

【レッドソックス8-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

62打席連続でアーチが出ていなかったJ.D.マルティネス(レッドソックス)に待望の一発が飛び出した。一死一塁で迎えた初回の第1打席、マルティネスはオリオールズ先発のデービッド・へスが投じた初球、低めへの速球を捉え、センター左への5号先制2ラン。この一打はマルティネスにとって、メジャー通算200号となる記念のアーチとなった。その後、両軍は長打合戦で点を取り合い、8回終了時点でレッドソックスが6対5と1点をリード。そして、9回表にムーキー・ベッツの押し出し四球とマルティネスの犠牲フライで貴重な追加点を奪い、8対5でオリオールズを破った。

マルティネスの一発でレッドソックスが2点を先制した直後の1回裏、オリオールズはリオ・ルイーズの3号2ランで同点に。4回表にレッドソックスがザンダー・ボガーツの7号ソロで勝ち越すと、その裏、オリオールズはハンザー・アルベルトの2号ソロで再び同点に追い付いた。しかし、レッドソックスは5回表にミッチ・モアランドの10号3ランで勝ち越しに成功。オリオールズは8回裏にドワイト・スミスJr.のタイムリー二塁打とクリス・デービスのタイムリーで2点を返す粘りを見せたが、9回表にダメ押しの2点を奪ったレッドソックスがそのまま8対5で逃げ切った。レッドソックス2番手のマーカス・ウォルデンが3回2安打1失点で今季5勝目をマーク。オリオールズはモアランドに決勝弾を献上した2番手のブランデン・クラインがメジャー初黒星を喫した。

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