全国Vの高校バレー部で体罰 20代コーチ、部員を複数回平手打ち

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尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 昨年7月の全国高校総合体育大会(インターハイ)で初優勝した尼崎市立尼崎高校(同市上ノ島町1)の男子バレーボール部で、コーチを務めている20代の男性臨時講師が3年生部員の顔を平手打ちする体罰を加えていたことが8日、同市教育委員会などへの取材で分かった。市教委によると部員にけがはなかったという。

 市教委によると、4月29日午前、同校の体育館で他校との練習試合に臨んだ際、男性講師が部員1人の顔を複数回平手打ちした。講師は直後に部員に謝罪。部員は翌日から練習を2日間休んだものの、現在は復帰しているという。

 部から学校への報告はなく、5月7日、学校に匿名の電話があり発覚。男性講師に確認したところ、平手打ちしたことを認めた。現在は部の指導を外れている。同日夜に校長らが保護者に謝罪したという。

 市教委は体罰事案として詳細を調査中で、県教委に報告した上で対応を検討する。市教委の担当者は「体罰はあってはならないこと。二度と起こさないよう、教職員らへの指導を早急に行いたい」としている。(大盛周平)