吊り革が1本【私鉄に乗ろう82】東武桐生線 その1(10)

北側から近づいてくる伊勢崎線も単線ですが、韮川駅側に側線があって列車が2本留置されています。スペーシアと10000系かな。

前面ガラスの汚れがモロに分かってしまいます。竜舞駅から4.7kmで太田駅。右のシザーズ・クロッシングは伊勢崎線。

島式ホーム3面6線。伊勢崎線、小泉線、桐生線の3線が接続する大きな駅です。

小泉線太田行はそのまま桐生線赤城行になります。6番線に入ります。ホームは学生さんでいっぱい。

桐生線の駅名標。1909年(明治42年)東武伊勢崎線の駅として開業。1941年(昭和16年)小泉線の小泉町〜太田間が開通。1945年(昭和20年)空襲で駅舎が焼失。1954年(昭和29年)に新駅舎が完成するまで10年近くバラック駅舎。2004年(平成16年)高架化の後、3面6線化。2007年(平成19年)に総工費289億円をかけて連続立体交差事業が完了して駅付近の渋滞が緩和されました。

ホームの小泉線太田行はそのまま桐生線赤城行になりましたが、約20分程停車。

車内前端部の吊り革が1本、両側にあって奇異な印象。

これは別の駅で撮っていますが。

ようやく出発。シザーズ・クロッシング、左は伊勢崎線、右が桐生線赤城方面。

赤城方面桐生線は、すぐに単線です。

太田駅前後はやや逆光で前面ガラスの汚れが強調されましたが、赤城は北西なので、大丈夫かな。

では、【私鉄に乗ろう 82】東武桐生線 その2(11) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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