「廃炉のいろは」共有 福島高専生カード作成

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ワークショップで廃炉に関する疑問を共有した参加者

 東京電力福島第一原発の廃炉に向けた疑問を共有する「廃炉のいろは共創ワークショップ」は八日、いわき市の福島高専で開かれた。福島高専の生徒が廃炉に関する疑問と答えを記した「廃炉のいろはカード」作りに取り組んだ。

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の主催。八月に富岡町といわき市で開く「福島第一廃炉国際フォーラム」の前段として、若い世代が廃炉を考え発信するきっかけにしてもらおうと催している。

 四年生約四十人が参加した。開沼博立命館大衣笠総合研究機構准教授(いわき市出身)が廃炉の基礎を分かりやすく解説した後、グループに分かれて討論した。

 廃炉の印象を付箋に書き出して分類し、各グループで抽出した廃炉への疑問と、疑問に対する答えを記した「いろはカード」を完成させた。「いろはカード」はフォーラムまでにNDFがまとめる冊子「ぼいす ふろむ ふくしま」で紹介する。ワークショップは今後も順次、県内各地で開催する。