国立病院機構弘前病院、電子カルテにシステム障害/処方箋など紙に切り替え、診察に遅れ

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電子カルテにシステム障害が発生した国立病院機構弘前病院。診察や会計を待つ患者で一時混雑した=8日正午ごろ

 青森県弘前市の国立病院機構弘前病院で8日午前10時ごろから同11時20分ごろまで、電子カルテのシステムに障害が発生した。患者の情報を共有するシステムが使えなくなり、医師が出す処方箋や検査の指示を紙に切り替えて行ったため診察に遅れが生じた。院内は診察や会計を待つ患者で正午すぎまで混雑した。

 同病院によると、今回のシステム障害で容体が悪化した患者はいなかったという。詳しい原因は分かっていない。

 同病院を利用した同市の70代女性は「機械化されると普段は早くていいけれど、こういう時には困る」と疲れた様子で話した。

 同病院の平井浩管理課長は「患者さまには大変ご迷惑をおかけした」と話している。同病院は待ち時間が長引いたことを受け、同日は駐車場を無料にした。