イェリッチ16号 ブリュワーズ先攻逃げ切りで6連勝

【ナショナルズ3-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

5連勝中と勢いに乗るブリュワーズは、初回にクリスチャン・イェリッチの16号ソロなどで4点を先制すると、2回裏にもマイク・ムスターカスの9号2ランで2点を追加。5回裏にはマニー・ピーニャに1号ソロが飛び出し、大量7点をリードした。投手陣は先発のブランドン・ウッドラフが6回9奪三振1失点の好投を見せるなど、ナショナルズの反撃を3点に抑え、7対3で逃げ切り。メッツ3連戦に続いてナショナルズ3連戦もスイープし、連勝を6に伸ばした。好投したウッドラフは今季5勝目をマーク。ナショナルズは先発のジェレミー・ヘリクソンが4回6失点(自責点3)で今季初黒星を喫した。

初回のブリュワーズは、一死からイェリッチのメジャー最多となる16号ソロで先制し、一死一・二塁からエリック・テームズのタイムリー二塁打で2点目。さらに二死満塁とし、オーランド・アルシアのタイムリーでいきなり4点のリードを奪った。その後はムスターカスとピーニャの一発でリードを広げ、ウッドラフは6回表にビクトル・ロブレスに犠牲フライを許したものの、6回1失点の好投。7回表に2番手のマット・アルバースがウィルマー・ディフォーのタイムリーとハウィー・ケンドリックの犠牲フライで2点を失ったが、それ以降は4人のリリーバーを細かく繋いで無失点で逃げ切った。2カード連続のスイープで6連勝となったブリュワーズは、日本時間5月11日から敵地リグリー・フィールドで同地区ライバル・カブスとの3連戦に臨む。全米注目の3連戦となりそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.