レスター・シティは現地時間8日、日本代表FW岡崎慎司とイングランド人DFダニー・シンプソンが今シーズン限りで退団すると発表した。
【プレミアリーグ】レスターで出場機会激減の岡崎…今冬での動向がキャリアの岐路に
2015年6月に、クリスティアン・フクスやロベルト・フートらと同時期にレスターに加入した岡崎。競争力の激しいプレミアリーグで岡崎は献身的なプレーを見せてサポーターの心を掴み、移籍1年目でリーグ36試合に出場して5ゴールを記録し、レスターの“奇跡の優勝”に大きく貢献した。翌シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグでベスト8進出を果たすなど、チームと共に大躍進を果たしていたものの、クロード・ピュエル監督が就任しポゼッション志向の戦術にシフトすると出場機会が激減。今シーズンのリーグ戦で先発出場を果たしたのはわずか1回だけとなり、今季いっぱいでの退団を決意した。
大きな決断を下した岡崎は、自身のTwitterアカウントで感謝の想いを投稿。「クラブの発表の通り、僕はレスターを退団することとなりました。この素晴らしいクラブの一員でいたことをとても光栄に思います。僕はこの素晴らしい思い出を決して忘れないし、家族でいられた事に感謝したいです。僕はいつだってフォックスだ。ありがとう！」と綴っている。また岡崎と同じタイミングで退団となったシンプソンと共にレスターが敬意を表し、最終節にセレモニーが行われる予定だ。
