インディアンス・ラミレスが自身初のサヨナラ本塁打

【ホワイトソックス3-5xインディアンス】@プログレッシブ・フィールド

昨季ア・リーグのMVP投票で3位にランクインしながらも、今季ここまで打率2割そこそこの不振に苦しんでいたホゼ・ラミレス(インディアンス)が、9回裏に自身初のサヨナラ本塁打となる3号2ランを放ち、チームを勝利に導いた。ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスが6回3失点、インディアンス先発のシェーン・ビーバーが7回途中3失点とそれぞれ試合を作り、3対3の同点のまま9回を迎えたこの試合。インディアンスは一死からフランシスコ・リンドーアがヒットで出塁し、二死一塁となったところでホワイトソックスは4番手のケルビン・ヘレーラを投入。リンドーアが盗塁を決めて二死二塁となったあと、ラミレスが高めに浮いた96.2マイルの速球を捉え、右中間スタンドへ試合に終止符を打つ一発を叩き込んだ。

インディアンスは、3回表にビーバーがホゼ・アブレイユに9号ソロを浴びて先制を許したものの、4回裏に一死からの3連打で満塁とし、レオニス・マーティンのセカンドゴロとタイラー・ネークインの2点タイムリーで逆転に成功。しかし、ビーバーが7回表に連打と送りバントで一死二・三塁のピンチを招き、ライアン・コーデルのタイムリーで同点とされた。その後は2番手のオリバー・ペレスが2/3回、3番手のニック・ウィットグレンと4番手のブラッド・ハンドが各1イニングを無失点。最後はラミレスが自身4度目のサヨナラ打かつ自身初のサヨナラ本塁打となる一打で、試合に決着をつけた。ラミレスは初回のヒットで17試合連続出塁とし、期間中の打率は.270と徐々に調子を上げている。

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