新旧ロマンスカーに会える 小田急がイベント開催へ

 小田急電鉄は25、26の両日、海老名市内で「小田急ファミリー鉄道展2019」を開催する。海老名駅隣接の電車基地(同市めぐみ町)で、新旧の特急ロマンスカーの車両を展示。同駅前の商業施設「ビナウォーク」(同市中央)と周辺では、ステージイベントや子ども向け記念撮影会など盛りだくさんの企画を予定する。

 電車基地での展示では、初代の流線形ロマンスカーとして知られる「SE」(3000形、1992年引退)と、2018年デビューの「GSE」(70000形)が登場予定。保線作業車による実演や鉄道グッズの販売、ホームや踏切に設置される「非常停止ボタン」の模擬体験もある。

 ビナウォークなどでは、ファミリー向けの企画を多数開催。記念撮影会には子ども用の制服が用意され、25日が駅長と、26日がロマンスカー乗務員と記念写真が撮れる。ミニトレインなどのアミューズメントコーナー(有料)や全国の駅弁販売、鉄道模型走行会なども行われる。

 鉄道展は例年秋開催だったが、開発工事が進む同駅周辺の地域事情を踏まえ、ことしは5月開催とした。小田急は「世代を超え、多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。問い合わせは、小田急お客さまセンター電話03(3481)0066。

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